【事実】CGの学習は挫折しやすい。でもだからこそ稼ぎやすい理由

こんにちは、フリーランスCGデザイナーの鬼木です。(Twiterはコチラ!

Aくん
ゲーム、映像業界で仕事したくてCGの学習しているけど挫折しそう…全然上達しないし才能ないんだろうか…?

こんなことを考えたことは一度くらいあるんじゃないでしょうか。

現在ぼくはフリーランスでゲーム業界のキャラクターモデラーをやりつつ専門学校の講師もやっており、途中から学校に来なくなる人、残念ながら企業から内定を得ることができなかった人などをよく見てきました。(ぼくの学生時代も同じような人が数多くいました。)

せっかく大金を払って学習しに来ているのにもったいないなぁと思ってしまうので、そうやって後する人が増えないためにもぜひこの記事を読んでもらいたいです。

CG学習で挫折しやすい人の特徴

挫折する原因の多くはモチベーションの低下によるものです。

できない、わからない状態が長く続くと次第に学習意欲がなくなってきて「どうせこのままやっても…」とフェードアウトしてしまいます。

これはCG以外にも言えることですが、人は自分の成長を全く感じられないと努力を続けられずに十中八九飽きます。

つまりモチベーションを保たせるには進展しない時間を極力減らすことが大切。

自分で調べてもわからないことを講師や友人に聞ける環境を作ることが大事です。

講師やってて思いますが下手な人ほど質問をしてきません。

生徒が質問しやすい関係性を構築できなかったぼくの責任でもありますが面倒だろうが恥ずかしがろうが遠慮せず聞いてくるべきだったと思います。

欲を言えばできれば自分で調べて解決できるのが一番力がつくんですがみんながみんな優秀ってわけじゃないですからね。

サポートさえあれば伸びそうな人もいるのでそんな人は質問をしてほしいなと思いました。

有名な言葉ですが「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ですよ。

Twitterなどで直接詳しそうな人に聞くのもアリだと思います。その際は失礼のないようにしっかりとお礼をしましょう

・単純に努力不足

あともう一つ、シンプルな理由ですが明らかな努力不足の人も厳しいです。

勉強に集中できる特権がある学生なら最低でも授業含めて週5、6日は8時間~10時間程度はノルマとしてやるべきかなと思います。

努力は量じゃない!!質が重要だからそんな時間で縛るべきじゃない!という意見があるのはよくわかります。

ですが質が生まれるのは圧倒的な量あってこそです。

まとめるとCG学習で挫折しやすい人の特徴は

・コミュニティから外れて孤立している人(SNS含む)

・人に質問できない人

・シンプルに勉強時間が短い

だと思いました。

CG学習は挫折する人が多い。←実はメリット

Aくん
CGは難しいから挫折する人が多い

これってデメリットですかね?

確かに敷居が高い分、身に着けることは簡単ではありません。

ですがその敷居の高さこそがCGを学習するメリットだとぼくは考えています。

・挫折する人が多い=既得権益が守られる

CGデザイナーは働き方によってはまぁまぁ高給取りを狙えます。

なぜなら知的労働であり、人材も不足して、異業種のクライアントからなんか難しそうと思われているからです。

仮にもしCGがちょっとググって簡単に身に着く程度のものであれば大量にCGデザイナーが増えてCGの価値はどんどん減少していきますよね。CG制作会社も乱立して価格競争みたいなことになるかもしれません。

講師も必要なくなってきますね。笑

現在フリーランスのCGデザイナーも稼ぎやすい状況ですが(人手が足りないからわざわざ外部の人間を高額で雇っています

3DCG人口が爆発的に増えて安価で働いてくれる人が増えるとその人たちに頼めばいいや~ってことで、わざわざ高いお金を払う必要性が無くなってきますからね。(だいぶ極論ですが)

とはいえまだまだ人出不足なのでもっと人口が増えてほしいところではありますが価格を保つためにも敷居はある程度高くあるべきかなと思います。

ちなみにフリーランスのCGデザイナーならレバテッククリエイターというCG案件紹介サービスを参考にすると60万~80万円くらいならわりとよく見かけるレベルです。ゲームが多いですかね

えっ!?高っ!!と思った方もいるかもしれませんがこれくらいの金額は当然努力は必要ですが20代でも目指せるレベルです。ぼくも学生のときはCGデザイナーってどうせ安いんだろうなと思っていましたがこの金額は夢があるなと思います。

具体的にこのくらいの金額を狙えるって知っていたらCG学習に挫折する人も減るかもしれませんね。笑

それではまた、次の記事で!!

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