【似てくれ!!】キャラクターモデリングでうまくいかない原因

こんにちは、ゲーム業界でキャラクターモデラーをしている鬼木です(Twitterはコチラ!)

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キャラクターモデラー志望の学生のみなさん、もしくはまだ実務経験が浅いキャラクターモデラーの方。

なかなか制作中のキャラクターが似ない!

といった経験はありませんか?

自分のオリジナルデザインなら最悪それでも構いませんが、デザイン画があったり版権もののモデルであれば似ないというのはキャラモデルにとって致命的です。

そこで今回の記事ではキャラクターを似せるコツを初心者向けに書いてみました!

すごく当たり前のことを書いていますが参考にはなるかもしれません。

仮にキャラクターが似ない云々の前に人体としての形がうまくできていないなら先に美術解剖学から学びましょう。コチラの本がオススメです↓

キャラクターが似ない原因

キャラクターが似ない原因はだいたいこの2つです

1.比率が合っていない

もし三面図がなくて斜めの資料しかなくトレースができなくても、同じ角度で撮ったスクリーンショットを見比べて地道に比率を合わせていきましょう。

photoshopなどで資料画像と制作中のスクリーンショットを横並びにしてガイド線を引いていくと比率の違いがわかりやすくキッチリ合わせやすいです。

ディテールうんぬんの前にパーツごとの比率が似ればだいたい完成しているようなものです。シルエットが魅力的かつ似るように力を注ぎましょう!!

2.資料を観察しきれてない

パーツごとの比率が問題ないのに似ない場合は細かいディテールの微妙な形状違いや色の変化などが読み取れてないことが原因です。

比率を合わせることにもいえますが対処法は観察力を上げることです。

もし自分で似てない部分に気付けてないときはデッサン力が足りてないので鍛えましょう。単純に観察力不足です。

>>デザイナー志望がデッサンをやることの重要性

顔の印象

似せるのが体や服だけであれば実はそんなに難しいことではありません。

キャラクターモデリングにおいて一番気を使うべき部分は顔です。

いくらクオリティが高かろうと顔が似なければキャラモデルとしては破綻しているので何とか頑張りましょう。

顔を似せるコツですが以下の点を意識してみてください。

1.三面図があるならトレースする

一番楽なのはトレースすることです。

顔の三面図があれば、mayaの場合ならイメージプレーンなどを使ってモデルの背後に配置して目や口などのパーツの比率を合わせましょう。

トレースした後は資料と横に並べてみて「印象」が合致しているかよく見てみてください。

比率が合っているならあとは印象合わせです。

うまく言語化が難しいですがぼくは「印象を合わせる」という言葉をよく使います。

人によっては「魂を込める」などと言う工程です。

注意点ですが正面ばかり合わせて横顔がおろそかにならないように。制作中はグルグル視点を変えて形状が破綻していないかチェックすることが大切です

2.二次元のウソを3Dに変換する

美少女キャラなどのデフォルメ系の顔の場合は横顔が漫画的な表現になっていることが多くそのままトレースすると3Dとして破綻することがよくあります。

基本的にキャラクターを作るとき優先すべき角度は正面の印象」です。

まず正面を合わせる→横顔を合わせる→正面がずれていたら斜めからもバランスを観ながらうまいこと帳尻合わせるって感じです。

あくまでも立体物として成立させないといけないので破綻しそうなら横は完全に合わせなくてもOK。ただし印象は読み取って寄せる努力をする。

美少女キャラの場合はフィギュアを参考にするとわかりやすいです。

クオリティの高いフィギュアは2次元のイラストをうまく3次元的に表現できているので何らかのキャラを参考用に買っておくことをオススメします。

ちなみにキャラクターモデリングの顔に特化した本があるのでこちらを購入してみるのもいいかもしれません。

ぼくは学生のときこの本を買って劇的にモデリング力が向上しました。オススメです。

それではまた、次の記事で!!