こんにちは、フリーランスでCGデザイナーをしている鬼木です(Twitterはコチラ!)
デザイナー、エンジニア、専業株投資家、ライター、youtuber、ブロガーなどなど…
自宅でフリーランスとしてお仕事をされてる方は今の時代わりといらっしゃると思いますがその場合、生活費の一部を経費に充てることができるって知ってましたか???
そこで今回は在宅でフリーランスとして働いている方、もしくは副業で働いている方が生活費を経費にする3つのポイントについてまとめました!!
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家事按分(かじあんぶん)とは?
自宅と別に事務所を借りている場合は全額経費にできますが、自宅で働いている場合は生活費と事業費が混在してしまうので事業にかかる経費を分けて計算する必要があるのですが、これを家事按分といいます。
ちなみに按分比率は明確に定められているわけではなく、何%くらいが事業に貢献したかを自分の判断で決めることができます。
不自然にならないようにしましょう。笑
家賃(地代家賃)
賃貸で借りているアパートやマンションの場合は家賃の一部経費にすることができます。(住宅ローンは元本は不可。金利は按分してOK)
家賃は自宅で事業を行っているスペースの割合で経費を決めるといいです。
例えば月10万円の物件で床面積が50㎡だとして作業スペースが床面積の半分の25㎡くらいだとすると経費にしてよいのは10万×50%で5万円を経費として計算してよいことになります。
少しややこしいですがどのくらいの面積つかってるな~って感じでだいたいでokです。
電気代(水道光熱費)
続いて電気代です。
電気代は使用時間によって経費を定めます。
例えば1ヶ月で電気代が6000円だったとして1日の1/3である8時間労働を毎日やったとします。
するとこんな式になりますね
この場合は2000円が経費となります。
仕事をやらない日があったりして計算がめんどうなのですが平均的に何%を経費にする!って決めておけば次回から計算が楽になると思います。
インターネット、スマホ代(通信費)
インターネットはリモート作業をしている方やyoutuber、ブロガー、ネットショップ運営など多くの方が必要な経費だと思います。
こちらもプライベートとは別に、事業でどのくらいの割合でインターネットを使っているかで計算するといいです。
スマホも、電話やチャット打ち合わせ、SNSで広告など事業に必要ならば堂々と経費にいれるべきでしょう。
仕事用で別に購入していれば計算は楽ですがプライベート用でもあるならどのくらい使っているかを計算して経費に入れてみて下さい。
ガス、水道代(水道光熱費)
これはちょっと職種によっては難しいのですが一応計上することも可能です。
例えば料理教室の講師だったり料理系youtuberでガス、水道が事業上必要であると判断される場合はOKです。
しかしエンジニアやデザイナーなど事業に本当に水道とかガス必要ですか??ってなるのでCGデザイナーのぼくは経費の計算に入れないようにしています。
トイレは誰でも行くので水道代の一部くらいは経費にしても問題ないと思いますがちょっと計算が面倒なので入れてません( ;∀;)笑
ガソリン代(車両費)
仕事の打ち合わせの移動などでプライベートでも使用している自家用車を使う場合はこちらも家事按分の対象になります。
車の場合は「走行距離」や「仕様日数」などの割合で計算するのが無難なようです。
なかなか計算しづらそうですね(^_^;)笑
まとめ
いかがでしたか?
家事按分で経費にできる生活費を紹介してきましたが最初に言った通り明確な決まりはありません。
自分の判断で「常識的な割合」で計算しましょう。
いつか税務調査が来たときに(個人事業主だと来る確率は1%くらいらしいですが一応ね…)きちんと説明できる金額にしておきましょう
・家賃(地代家賃)
・電気代(水道光熱費)
・インターネット、スマホ代(通信費)
・ガス、水道代(水道光熱費)
・ガソリン代(車両費)
以上、5点が主な家事按分の対象となる経費です。
自宅でお仕事をなさっている方は忘れずに生活費の一部も経費に入れてしまいましょう!
それではまた、次の記事で